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投稿者:千田 和也
こんにちは。
岩手県奥州市を中心に、自然の力を活かした家づくりを行う CHIBA HOUSE(千葉建設) です。
「坪単価」は家づくりを検討し始めた際に、まず出てくるワードかもしれません。
お金のことなので、かなり気になる重要ワードです。
「坪単価」とは、家を建てる時の1坪(3.3㎡)あたりの建築費用のことです。
2階建ての場合は、1階と2階を合わせた坪数で計算されます。
例えば、延床面積100㎡(約30坪)で2,400万円の住宅であれば、坪単価80万円程となります。
※2400万円÷30坪=80万円/坪
※延床面積とは…建物各階の床面積を合計したもの

ある程度、坪単価を目安に価格設定される方が多いかと思いますが、気を付けなければいけない点があります。
それは、「坪単価」には公式な決まりが無く、坪単価に何が含まれているのかは会社によってバラバラだということです。
どういうことかというと、下記のように様々です。
〇「A社」では、「建物そのものの金額だけ」を表している。
〇「B社」では、「建物と建物内のお風呂やトイレなど必須のものだけ」が含まれている。
〇「C社」では、「B社に加えてエアコンなどの設備も」含まれている。
〇「D社」では、「C社に加え、カーテンや給排水設備まで含んだ金額」。
※給排水設備工事とは…建物の外から水を引き込んだり、生活する中で出た汚水や雨水を下水に流すためのもので普通に生活するために必要な工事のこと。
そのため、それぞれの会社で何が含まれた金額なのかを確認しなければ、本来は坪単価で比べることができません。
※ちなみに上記の例で言えば千葉建設は「D社」です。
みなさんは、坪単価ってどういうイメージでしたか?

表示されている坪単価は安くても、A社のように設備などを坪単価に含んでいない場合は、結果的にかなり高額になる可能性もあります。
また、建物が安すぎるのも注意が必要です。

建材の質が安く悪いものを使用していると、健康被害が出てしまったり、想定以上の不具合が出て、メンテナンス費用がかなりかかってしまったり…。
結果として生活しながらストレスを感じつつ、さらに普通に建てるよりコストが掛かってしまう、そんな可能性もあります。
全く良いことなしです。
人件費を削減している場合、一人当たりの仕事量が膨大になり、「予定通り進んでいるか」の確認だけになってしまい、工事の質まで見れていない可能性もあります。
その辺も確認しながら、その可能性も考慮しながら選んでいただければと思います。
「迷う理由が金額なら買え、買う理由が金額ならやめとけ」です。
住宅に限らず、値段が安くて買おうとしている時は、そのものの質は見ていない時です。
これはマジです!!
CHIBA HOUSEでは、ローコストメーカーさんに比べたら確かに初期コストは高く感じるかもしれません。
その代わり、職人さんの教育、材料の質、将来を見据えたランニングコストにもしっかりこだわった納得価格で家づくりをしています。
ほとんどの方が今後の人生に関わる最大の買い物になると思います。
しっかりと色々知識を身につけたうえで選びましょう。
CHIBA HOUSE(千葉建設)では快適で安心な注文住宅をはじめ、リフォーム・リノベーションまで、幅広くご相談を承っております。


<営業時間>8:00~17:30
<定休日>第2・3・4土曜日/日曜日/祝日/弊社指定休日