こんにちは。
HPリニューアルやイベントの更新が続いていましたので、だいぶ前に引き続きますが、前回に引き続き、エアサイクル住宅の細かい部分の説明です。
壁に使われている断熱材、「Cmボード(コムボード)」。
これがエアサイクル工法の原点です。
ただの断熱材ではなく、常に木材を空気に触れさせるために工夫されています。
断熱材にダイヤ型に溝(通気層)が作られてあり、その通気層によって壁の中を空気が循環します。
壁の中の空気が動き続けるため、木材は常に乾燥し続けます。
過去にも何回か言いましたが木が乾燥するということは、カビにくい、腐りにくい、シロアリ被害に遭いにくい、結果的に家が長持ちするということです。
※一般的に室内の湿気は壁を通過しますが、断熱材は通過できないため湿気が壁の内部に留まってしまい、壁内部の見えない部分でカビや腐食が発生する原因になったりします。
断熱材にこの通気層があることによって湿気は空気と一緒に上昇し、天井裏の暑い空気と一緒に屋根から外に抜けていくので、家の中に余分な湿気が溜まりにくい構造になっています。
天井裏に使われている断熱材、「桁パネル」。
桁の高さで断熱を行うことで、高い気密性の確保と、冷暖房効率を高めます。
※桁(けた)とは屋根材を支える木材です。
特に夏場は、屋根裏の温度が50~70℃ほどにもなると言われています。
知っていましたか?
この桁パネルがあることで、屋根裏の暑い空気から室内の空気を守ってくれています。
エアコンの冷房効率にもかなり関係してきます。
省エネです。
「Cmボード・桁パネル」
https://www.aircycle.co.jp/material/
前回の基礎も含め、これらで構成されているため、この工法で住宅を建てるだけで、エアサイクル住宅はほとんど機械を使わずに、ほとんど何もせずに家を長持ちさせたり省エネしたりすることができます。
過去記事:「エアサイクル住宅」
https://www.chibakensetsu.com/co_diary/16b3afa57a25a13ad110fd49c398618c-375.html
「エアサイクルのメリットとデメリット」
https://www.chibakensetsu.com/co_diary/57aee1416375c1a1bcb284409f9ac9cf-375.html
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