こんにちは。
前回、勝手に問題にしておいて伏線回収していなかったので、続きです。
「空気の中に入る水蒸気の量には限りがあり、限りが無ければ溺れてしまうのか」
ということでしたが、当たり前ですがそんなことはありません。
湿度100%とは水中ではないよ。
前回の話のように、ある気温で1立方メートルあたりの飽和水蒸気量が最大であるときを湿度100%といいます。
例えば、気温30℃で空気中の飽和水蒸気量が30.4グラムのとき、これが湿度100%の状態です。
ということで、湿度自体は誰でも知っていますよね。
湿度が高ければジメジメ、低ければカラカラです。
人が快適に過ごせる湿度は50%前後です。
気温がそんなに高くないのに暑く感じるのは湿度が高いからです。
気温が高くても湿度が50%だと割と快適に感じるようです、暑すぎるのはまた別ですけど。
湿度が低いと涼しく感じます。除湿しましょう。
逆に冬は気温も低いし湿度も低いので、余計に寒く感じます。加湿しましょう。
湿度は体調や健康にも影響があります。
梅雨の時期に息苦しかったり、だるく感じたりしたことありませんか?
湿度が高い状態だと、空気中の飽和水蒸気量が多いので、体の水分を汗として蒸発できなくなるため、体の中に余分な水分が溜まってしまい、むくみやだるさを感じる原因になります。
また、呼吸は空気中の水分も一緒に吸収しているのですが、湿度が高いと体内に入って来る水分量が増え、取り入れる空気(酸素の量)が減るため、息苦しく感じることがあります。
湿度が低いと、目・肌・髪・喉のかゆみや痛みを感じることがありませんか?
本当に簡単に言うと、湿度が低いと体の色々な機能が低下してしまうからです。
※ちょっと説明するのが難しいのでこういうことだと理解してくれますか…。
なので、上記以外にも色々な影響が出ることがあります。
その他、ウイルスも活性化しますし、静電気も発生します。
一般的に湿度40%以下は低めで、湿度60%以上は高めです。
ちなみに60%以上になるとカビやダニが繁殖しやすくなります。
ダニは湿度60%以下だと繁殖できないみたいです。
↑↑こことても大事です。
エアサイクルに限らずも室内の湿度を丁度よく保つことの大事さが伝わると嬉しいです。
できるだけ室内の湿度は40~60%にキープできたら、快適で且つ健康的に過ごすことができるというわけです。
簡単な湿度調整方法。
低いとき:部屋に濡れたタオルを干す。
高いとき:窓を開けて換気する。
ただ、夏はなかなかそれだけだと厳しいので諦めてエアコンを使った方が良いかもしれません。
エアサイクル住宅では、電気を使わずに自然に湿気を排出してくれます。
エアコンも最低限の自動運転で十分なくらい。
ほとんど何もしなくても省エネにもなり、湿度にも対応した健康住宅。
エアサイクル住宅を是非ご検討ください。
過去記事:「エアサイクル住宅」
https://www.chibakensetsu.com/co_diary/16b3afa57a25a13ad110fd49c398618c-375.html
「エアサイクルのメリットとデメリット」
https://www.chibakensetsu.com/co_diary/57aee1416375c1a1bcb284409f9ac9cf-375.html
千葉建設の家づくりをもっと知りたい方へ
資料請求はこちら |
お問い合わせはこちら |
施工事例はこちら |