無垢材、聞いたことある方たくさんいるかもしれません。

でもそれって実際なんなの?って思う方向けにご説明します。

 

無垢材=天然無垢の木材です。

山から木を伐採し、乾燥させ、必要な大きさに加工(切った)しただけの、木そのもの。

無垢材ではないものは、接着剤を使って加工していたり、そもそも木っぽく見えるだけの何か別の素材です。

 

無垢材は家具や床、内装材や構造体として幅広く使われています。

木は切られて無垢材になっても生きている木なので、呼吸をします。

人間の呼吸とは違い、空気中の湿気を吸収・放出します。

 

空気中の湿気が多い「夏季」は余分な湿気を吸収し、空気が乾燥している「冬季」は湿気を放出することで室内の湿度を調整してくれて常に快適空間を提供してくれる木材です。

 

床材に使用すれば、肌触りが普通の床材と全く違います。

熱伝導率も低く、外が寒くても冷たくなりにくいです。

夏も暑くなりにくいし、湿気で床がペタペタすることもない。

 

裸足で歩きたくなる心地よさ!

なんでしょうね、この感覚は。

サラサラでほんとに気持ちいいんです!

これは説明できないので1度試してもらいたいです。 ←いえ博でどうぞ。

 

スギやヒノキ、ナラ、オークなどなどなどなど…たくさん種類があるので、その部屋にあった種類の無垢材を選択することもできます。

また、無垢材は手入れをすれば貼替の必要もないので長持ちします。

長期的に見れば貼替しなくて良いのでお得かもしれません。

 

化学物質を使っていないので、健康にも良いんですよ!

 

ただ、デメリットもあります。

湿気を吸収放出するため、無垢材は膨張(特に夏)したり、収縮(特に冬)したりします。

人の性格が違うように無垢材もそれぞればらつきがあり、プロでも扱うのが難しく、生活している途中で湿気を吸って床が膨らんだり、湿気を吐き出して床に隙間が空いたりする場合があります。

ある意味、木材が呼吸している証拠です。

 

また、無垢材はちょっとというか結構値段が高いです。

さすが良い素材です。

 

次回は無垢材の良さをしっかり感じながらも、節約できるものをご紹介できればと思います。

 

 

 

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