こんにちは。

今回のタイトルは「ゆーえーち」と読みます。

日本語にすると「外皮平均熱貫流率」。

…とりあえずよくわからない単語が多い建設業界です。

アルファベットを漢字にしたからって、誰でも分かるわけではありません。

 

UA値は高気密・高断熱の住宅を建てる際に気にする言葉です。

簡単に言うと、住宅から失われる熱量のこと。

 

しっかり言うと、住宅内部の熱が床、外壁、天井、開口部(窓など)を通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。

値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネ性能が高いです。

 

外皮とは建物の外側(床、外壁、天井、開口部)のことを指します。

 

熱が逃げるということは例えばエアコンお部屋を冷やしても暖めても、その熱が外に放出されてしまうので、本来、室内が設定温度になれば休めるはずのエアコンがずっと頑張り続けます。結果、電気代がかかるということです。

 

ここから少し数字が出てきます。

 

UA値の基準値(国が推奨する値)は地域によって異なり、日本全域で基準値を決めるため1~8の地域に分かれています。

地域区分1と2は主に北海道で、8は沖縄県です。

 

 

 厳密には各県の各地域でもっと細かく分かれていて、岩手県のほとんどの地域は地域区分3、基準値は0.56です。

つまりUA値が0.56を下回ることが推奨されています。

※奥州市の地域区分は4(基準値は0.75 ZEH基準では0.6)です。

 

いえ博SUNのUA値は0.33。

奥州市ではかなり省エネ性能の高い家ということになります。

 

2025年にはUA値0.75(厳密には断熱性能等級4)が義務化になり、それ以下の建物は建てられなくなります。

が、正直なところ断熱性能等級4ではそこまで省エネな住宅にはならない可能性が高く、もしせっかく注文住宅を建てるなら等級5以上がオススメです。

 

UA値が全てではないですが、断熱性能を高めるためには高いに越したことはありません。

少し話が逸れてしまいましたが、以上、UA値の説明でした。

 

 

 

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