こんにちは。
えーと…完全にシーズンオフの話ですね。
ということで、こんな話は不要だ!と言われても始まります。
そして冬が近くなったら思い出してください。
この薪ストーブ。
いわゆる「暖炉」…とは実はちょっと違います。
本来、暖炉とは建物と一体で造られたものです。
一般的にイメージするような、海外の映画とかに出てくる壁や柱の中に埋め込まれているようなレンガでできたもので扉がないものが「暖炉」です。
現在は扉付きのものもあるようですが、基本的には扉が無くて、簡単に言うと家の中で焚火をしているようなものです。
日本でも、時代劇とかで寒いときに囲炉裏の前に集まり、みんなで手を伸ばして暖をとる映像を見たことがあるかもしれませんが、実際あんな感じで、暖炉は部屋全体が暖かくなるものではないようです。
…そう考えると時代劇当時の年代の部屋って、とんでもない寒いですね。
冬でも毎日キャンプみたいなものです。
暖炉は調理ができる他、木が爆ぜる音や、薪が燃える匂いが感じられます。
あとは、もしかしたらサンタクロースが入って来るかもしれません!!
ちなみに子供の頃、うちには暖炉はないのですが、サンタさんはどこから家に入って来るのか考えた結果、なぜか貞子のようにテレビから出てくることを思いついて勝手に納得した覚えがあります。
当時はまだ「リング」はなかったので、恐ろしいイメージをしていたわけではありませんが、子供って想像力が豊かです。
暖炉の進化版が「薪ストーブ」です。
暖炉のようにレンガや石ではなく、鋳鉄や鋼板で造られていて、燃焼用の空気を調節できるようになりました。
燃焼効率を上げて、薪が燃えすぎたりしないように設計されているため、暖炉に比べ少ない薪で済みますのでコスパが良くなりました。
また、建物と別で作ったものなので、暖炉に比べればメンテナンスがしやすくなりました。
音や匂いは感じられませんが、調理できるものもあります。
1度家の中が暖まれば、火が消えた後もしばらく暖かいです。
薪ストーブの排気は煙突からのみなので、燃えた後の二酸化炭素も室内に流出しにくいので、室内の空気をきれいに保つことができ、結露も防ぐことができます。
どちらにしてもそれなりにお金がかかるものなので、もし付けるとしたら暖炉より薪ストーブの方がメリットが多いかもしれません。
暖炉にも薪ストーブにも言えることですが、デメリットもあります。
薪を用意しなければいけないので、それなりの手間とお金とスペースが必要です。
薪って意外と高いんですよね。
安いからと適当な木を使ってしまうと、煙突の中にヤニが付いて手入れが大変になります。
木の種類によっても値段も質も変わりますので、事前に調べた方が良いです。
その他。
夏は基本使わないのでデッドスペースになります。
煙突のメンテナンスが必要です。
すぐに暖かくなるわけではないです。
初期コストも結構かかります。
というところは注意していただければと思います。
時間やお金に少し余裕がある方、手間を惜しまない方には、火を見ながらゆっくり時間が過ぎていくのを感じることができます。
そういう時間もいいですね!
多分、これはもはや設備というよりは趣味になるんだと思います。
冬はエアコンなしでも家中ポカポカです。
興味のある方は冬になる前に検討してみてください。
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