こんにちは。

 

GWはいかがでしたでしょうか?

こんなに天気の良かったGWはいつぶりでしょう??

 

GWが終わると今度は梅雨の時期が待っています。

なぜ、夏はジメジメして、冬は空気が乾燥しているかご存じでしょうか。

そんなお話です。

 

飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)は、実は中学校ですでに習っているようです。

覚えていますか?

毎度のことながら私は覚えていませんでした。

 

まず、タイトルの【飽和水蒸気量】について。

1立方メートルあたりの空気に入ることができる水蒸気の量をグラムで表したもの」です。

※1立方メートルとは全ての辺が1メートルの箱だと思ってください。

 

その中に入ることができる水蒸気の量には限りがあるそうです。

もし限りが無かったら空気中で溺れてしまうのでしょうか?

 

また、飽和水蒸気量は温度によって変化します。

気温10℃の場合1立方メートルの空気中に最大9.4グラムの水蒸気しか入りません。

気温20℃の場合1立方メートルの空気中に最大17.3グラムまで入ることができます。

 

ちなみに気温0だと、1立方メートルの空気中に最大4.8グラム

気温30だと、最大30.4グラムです。

 

たったこれだけの量であんなにジメジメするんですね。

正直、なんとなくもっと多いのかと思っていました。

でもそもそも水蒸気が空気中に入れないとなると、湿度の高い梅雨の時期に、暑いにも関わらず洗濯物が乾かないのも納得です。

 

 

気温30℃で湿度100%の場合、空気中には30.4グラムの水蒸気があるということです。

同じ気温で湿度50%の場合は、15.2グラムの水蒸気があるということです。

 

ちなみに湿度100%の状態で急に気温が下がると、100%を超えてしまうことになり、水蒸気が目に見えるようになります

」とはそういう理屈です。

 

 

気温が高くなるほど、空気中に入れる水蒸気の量が増えるので湿気を感じやすくなります。

気温が低くなれば、空気中にあまり水蒸気が入れなくなります。

 

 

これが、夏はジメジメしているように感じ、冬は空気が乾燥している理由です!!

 

エアサイクルは自然の力で、夏の室内の湿気を丁度よく外に排出してくれるので室内はいつも快適です。